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Blanc MariClo’誕生までのストーリー【Part 7】 

今回は、2020年に訪れたブランマリクロの歴史的な出来事のお話です。

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第7章 ブランマリクロの今(2020年)


第3章の話に登場した、三代目ロビーが1987年に購入したトレジアにある大きな納屋(右:当時の写真)。


ロビー、妻のヴィヴィアーナ、2人の姉妹が暮らせるように家のリノベーション工事を行い、四季を感じる花壇や菜園を作り、心豊かに生活を送れるカントリーハウスとなったところまでが前回のお話でした。


愛情に溢れた家が魅せる変貌

家族の家だったカントリーハウスが、2020年5月、新たにブランマリクロ本社として生まれ変わりました。

この場所は、クラウディアとマリアンジェラ姉妹の人生の方向性が描かれた、ブランマリクロの本質を語る上で不可欠な心のよりどころ。そして、2人が日常生活を詩的に表現し、居心地良く、温かく、愛情に溢れるインスピレーションを得てコレクションを創り出すこととなった拠点でもあります。

2人の姉妹はそれぞれ数年前、新たな人生のステージに向かって、この場所を去りました。

そして今再び、家と家族を愛することを知ったこの場所に戻って来たのです。


BORGO BLANC MARICLO‘

「ボルゴ・ブランマリクロ」は、トスカーナの田園地帯に誕生した新しい本社の呼称です。


その場所は、家族が育った家という位置づけから、従業員やクライアントを迎える場所へと生まれ変わりました。


BORGO(ボルゴ)という名は、トスカーナの伝統やライフスタイルを表現すること、感性、温もりを共有する小さなコミュニティのアイデアを表しています。

夢を現実へ 

姉妹が育ちすべてが始まったこの場所に戻ることは、ブランマリクロの起源への回帰を示すと共に、この場所が新たなステージへの変貌となることも意味します。部屋の目的が変わると建物の歴史にまた新たなストーリーが加わり、ショールームに合わせてスペースが広げられると新たな流れが生まれます。

姉妹が育った部屋は、スタイリングのラボになりました。


両親の家が、共有スペースになりました。


まるで家に招かれたようにゲストを温かく迎える会社。


それは家族がずっと望んでいた夢でしたが、2020年、終に夢から現実となったのです。

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どうでしたか。今回のお話。


娘姉妹が嫁いでからは、この広大な敷地に父ロビーと母ヴィヴィアーナの2人だけで暮らしていましたが、色々な想い出や愛が詰まっているこの家自体も、新たに受け入れる人を待ち望んでいたかもしれません。


きっとそこには優しく穏やかな時間が流れていることでしょう。こんな場所が会社だなんて、出社するのも楽しいですよね。羨ましい!


グラマシーホームでは、規定に基づき募ったショッピング会員様と行く、ボルゴ訪問ツアーを企画する予定です。勿論コロナ禍が落ち着いた後の話ですので、残念ながら今の時点では時期は未定ですが、、、薔薇の開花の時期が良いですよねー。


筆者: グラマシー 関谷愛


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