GRAMERCY HOME「グラマシーホーム」で通信販売している、伊Blanc MariClo'「ブランマリクロ」
このオンラインショップのトップページに「由緒あるイタリア企業が醸すインテリアブランド」という見出しを付けていますが、このブランドについて皆さんにもっと知って頂きたく、ブランマリクロを展開するフェデリーギ家のお話をしたいなと思います。
フェデリーギ家が経営するFederighi1926社の歴史を語るには、100年近い年月を遡ることとなります。何故なら、そのビジネスは、親、子、孫、曾孫と、世代を超えて受け継がれて来た由緒ある事業だから。
イタリアには、飲食業、農業、観光業、インテリアやファッションの製造業などの分野において、日本同様に家族経営で成り立っている事業が数多く存在します。
一般的に20年~30年で事業が次世代に受け継がれるファミリービジネスですが、フェデリーギ社では、家族のメンバー1人1人が個々の才能と特性、そして時代にあった商品開発で事業を改革してきました。そのマインドが家族を一体化し、そこから事業の付加価値を作ってきたのです。
と、前置きはこれくらいにして。。。
~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~ 第1章は、【創立者Alberto Federighiのお話】(1926-1932年)
現在のブランマリクロを主導している姉妹の曾祖父にあたるアルベルト・フェデリーギは、背が高くハンサムで、正義の魂を持っていた人でした(写真をアップしていますが、古い写真の感じも良いですよね、、)
彼は20世紀初頭、伐採業、小麦農業、製材業などが急速に成長していたアメリカ・カリフォルニア州で、木樵が宿泊できる飲食店付きの小さな宿を妻と経営していました。
周囲はアルベルトを古風な男性だと思っていたものの、米国滞在中に近代に対する興味を抱き始め、1920年代にイタリアに戻り、1926年、トスカーナ州ピサでファブリックの製造販売事業を立ち上げます。
その事業では、油を塗った布地、いわゆる撥水加工布の製造をし、その布は傘やトラックの荷台用カバーの材料として、広くイタリア国内に流通されました。 ~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~
フェデリーギ社のビジネスの始まりは、ファブリック関連事業だったのですね😌
次回は、アルベルトの息子、エンリコのお話を書きたいと思います。エンリコは、どのような事業展開をしてくれるのでしょうか。。。
お楽しみに!
筆者: グラマシー株式会社 ブランマリクロ運営事業部
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